雛人形を選ぼうと思っても、
「今どきはどんな雛人形が人気なの?」
「昔ながらの段飾りを選ぶ家庭は少ないの?」
「コンパクトな雛人形でも大丈夫?」
と迷うのではないでしょうか。
最近の雛人形には、伝統的な段飾りだけでなく、リビングに飾りやすい親王飾りやケース飾り、木目込み人形、インテリアになじむモダンなデザインなど、さまざまな選択肢があります。
大切なのは、流行だけで決めるのではなく、飾る場所や収納スペース、家族の好みに合った雛人形を選ぶことです。
この記事では、今どきの雛人形の種類や選び方、飾り方、購入方法について詳しく解説します。
初節句を迎えるご家庭はもちろん、雛人形を買い替えたい方も参考にしてください。
今どきの雛人形は昔とどう違う?
雛人形といえば、たくさんの人形や道具を並べた七段飾りを思い浮かべる方もいるでしょう。
現在は、七段飾りのような伝統的な雛人形に加えて、限られたスペースでも飾りやすいタイプや、現代のインテリアに合うデザインも選べます。
家庭の住環境や好みに合わせて、雛人形を選びやすくなっていることが特徴です。
七段飾りだけでなくコンパクトなタイプも選べる
昔ながらの七段飾りは、たくさんの人形や道具を並べる華やかさが魅力です。
一方で、飾るためのスペースや収納場所を確保する必要があります。
そこで選択肢になるのが、男雛と女雛を中心に飾る親王飾りや、ケースに入った雛人形です。
親王飾りは比較的省スペースで飾れるものが多く、リビングの棚やテレビボードなどにも置きやすいタイプです。
ケース飾りなら、人形や小物を個別に並べる手間を減らせます。
ただし、同じ種類でもサイズは商品によって異なります。
購入前には、飾り台やケースを含めた幅・奥行き・高さを確認しましょう。
現代のインテリアに合わせたデザインがある
今どきの雛人形には、伝統的な色柄を生かしたものだけでなく、白やベージュ、淡いピンクなどを取り入れたデザインもあります。
木目を生かした飾り台や、落ち着いた色合いの衣装を組み合わせた商品など、洋室やナチュラルなインテリアに合わせやすいものも見つかります。
また、丸みのあるかわいらしい顔立ちや、親しみやすい表情を特徴とする雛人形もあります。
デザインの選択肢が広がっているため、部屋の雰囲気や家族の好みに合わせて選べるのが魅力です。
おしゃれなデザインを重視したい方は、おしゃれな雛人形の種類や選び方を紹介した記事も参考にしてください。

家庭ごとに飾り方や祝い方を選びやすい
雛人形の選び方や飾り方は、家庭によって異なります。
伝統的な段飾りを大切にする家庭もあれば、コンパクトな親王飾りを選ぶ家庭、祖父母から受け継いだ雛人形を飾る家庭もあります。
どのタイプを選ばなければならないという決まりはありません。
住まいの広さや予算、家族の考え方を踏まえて、無理なく続けられる方法を考えるとよいでしょう。
雛人形は、女の子の健やかな成長を願う節句飾りです。
見た目や大きさだけでなく、家族が大切にしたい気持ちも踏まえて選ぶことが大切です。
今どきの雛人形にはどんな種類がある?
今どきの雛人形を選ぶときは、まず飾り方や人形の種類を知っておくと比較しやすくなります。
代表的なタイプと、それぞれの特徴を紹介します。
親王飾り|男雛と女雛を飾る
親王飾りは、男雛と女雛の二体を中心に飾る雛人形です。
人形の表情や衣装をじっくり楽しめるほか、七段飾りなどと比べて飾る人形の数が少ないため、スペースを抑えたい家庭にも向いています。
飾り台や屏風、花飾りなどの組み合わせによって印象が変わるのも特徴です。
伝統的な雰囲気を楽しめるものから、白や木目を基調としたモダンなものまで、デザインもさまざまです。
三段飾り・五人飾り|華やかさを楽しめる
雛祭りらしい華やかさを重視したいなら、三段飾りや五人飾りも選択肢になります。
三段飾りには、男雛と女雛に加えて三人官女などを飾るタイプがあります。
人形の数が増えることで、段飾りならではのにぎやかな雰囲気を楽しめます。
五人飾りは、男雛・女雛と三人官女を中心に構成されたものが一般的です。
ただし、商品によって人形や道具の構成は異なります。
飾るスペースだけでなく、セット内容も確認して選びましょう。
ケース飾り|省スペースで飾りやすい
ケース飾りは、人形や小物がケースの中に配置された雛人形です。
人形を一体ずつ並べる必要がないため、飾り付けや片付けの負担を減らしたい家庭に向いています。
ケースがほこりや接触から人形を守る助けになることもメリットです。
ケースにはガラス製やアクリル製などがあり、重さや扱いやすさも異なります。
購入時には、ケースを含めた大きさや重量、収納方法も確認しておきましょう。
木目込み人形や木製など個性を楽しめるタイプ
一般的な衣装着人形とは違った雰囲気を楽しみたい方には、木目込み人形もおすすめです。
木目込み人形は、胴体に彫られた溝に布地を入れ込んで衣装の模様を表現する人形です。
丸みのあるフォルムや落ち着いた印象のデザインもあり、現代の住まいにも取り入れやすいものが見つかります。
また、木の質感を生かした雛人形や、木製の飾り台を組み合わせた商品もあります。
自然素材の雰囲気を取り入れたい方や、ナチュラルなインテリアが好きな方にも向いています。
木製の雛人形について詳しく知りたい方は、雛人形は木製がおしゃれ!コンパクトで飾りやすいおすすめを紹介もご覧ください。

今どきの雛人形を選ぶ5つのポイント
雛人形は、デザインだけでなく、飾る場所や収納方法なども考えて選ぶことが大切です。
購入後に「思っていたより大きかった」「片付ける場所がない」と困らないよう、次の5つのポイントを確認しましょう。
1. 飾る場所と収納スペースを確認する
最初に考えたいのが、雛人形を飾る場所です。
リビングの棚やテレビボード、玄関の飾り棚など、どこに置くかを決めてから商品を探すと、サイズを比較しやすくなります。
飾る場所を決めたら、幅・奥行き・高さを測っておきましょう。
ケース飾りや段飾りは、飾り台やケースを含めた寸法の確認が必要です。
また、購入時には収納場所も考えておくと安心です。
収納箱を含めた大きさや、収納時に必要なスペースも確認しておけば、翌年以降も無理なく飾り続けられます。
2. 顔立ちや衣装の好みで選ぶ
雛人形は、顔立ちや衣装によって印象が大きく変わります。
すっきりとした上品な顔立ち、丸みのあるかわいらしい顔立ち、伝統的な衣装、淡い色を取り入れた衣装など、好みに合わせて選べます。
写真だけでは表情や色合いが分かりにくい場合もあるため、可能であれば実物を見たり、公式サイトの商品画像を複数確認したりするとよいでしょう。
長く飾るものだからこそ、家族が見ていて心地よいと感じる雛人形を選ぶことが大切です。
3. インテリアとの相性を考える
今どきの雛人形には、現代の住まいになじみやすいデザインもあります。
例えば、次のような組み合わせが考えられます。
- ナチュラルな部屋:木目を生かした飾り台や落ち着いた色合い
- 白を基調とした部屋:白やベージュを取り入れたデザイン
- 和室:伝統的な衣装や和の雰囲気を楽しめるデザイン
- かわいらしい雰囲気の部屋:ピンク系や丸みのあるフォルム
ただし、部屋の雰囲気に合わせることを優先しすぎて、飾る目的や家族の好みを見失わないようにしましょう。
インテリアとの調和と、雛人形そのものの魅力の両方を考えて選ぶのがおすすめです。
4. 飾りやすさと片付けやすさを確認する
雛人形は毎年飾るものなので、飾り付けや片付けの負担も考慮したいポイントです。
人形や道具を一つずつ並べるタイプは、飾る工程も楽しめる一方、時間がかかります。
ケース飾りは、人形や小物を個別に配置する手間を減らせます。
親王飾りも、段飾りと比べて飾る人形の数が少ないため、比較的扱いやすいタイプです。
また、商品によっては飾り台と収納箱を兼ねたものなど、収納方法に工夫があるものもあります。
購入前に、飾り方の説明や収納方法を確認し、家族が無理なく扱えるものを選びましょう。
5. 予算と家族の希望をすり合わせる
雛人形の価格は、人形の数や素材、衣装、飾り台、ケースの有無などによって異なります。
コンパクトだから必ず安い、段飾りだから必ず高いというわけではありません。
素材や仕立て、ブランドなどによっても価格に差があります。
購入前には予算の目安を決め、候補となる商品の価格と内容を比較しましょう。
祖父母が購入を考えている場合は、両親の希望や飾る場所も共有しておくと安心です。
見た目や価格だけで決めず、誰がどのように飾るのかまで話し合っておくと、家族みんなが納得しやすくなります。
今どきの雛人形はどう飾る?
雛人形を飾る場所は、和室や床の間に限りません。
住まいの間取りや生活動線に合わせて、飾りやすい場所を選びましょう。
リビングやテレビボードに飾る
家族が集まるリビングは、雛人形を身近に楽しめる場所です。
テレビボードやリビングの棚などに飾れば、日常生活の中で雛人形を眺められます。
ただし、テレビボードは家電の熱や配線、周辺機器を気にする必要があります。
安定して置けるか、熱がこもらないかなどを確認しましょう。
小さな子どもやペットがいる家庭では、手が届きにくい場所を選ぶなど、安全面にも配慮してください。
玄関や棚の上に飾る
玄関や飾り棚も、雛人形を飾る場所の候補です。
コンパクトな親王飾りやケース飾りなら、スペースに合わせて取り入れやすいでしょう。
ただし、玄関は人の出入りが多く、物がぶつかりやすい場所でもあります。
通行の妨げにならず、安定して置ける場所を選びましょう。
また、直射日光や暖房の風が直接当たる場所は、色あせや乾燥などにつながる可能性があるため避けるのがおすすめです。
毎年無理なく飾れる場所を選ぶ
雛人形は、飾る場所だけでなく、片付けることまで考えておくと長く楽しみやすくなります。
毎年飾るたびに大きな家具を動かす必要があったり、収納場所が遠かったりすると、負担に感じることもあるでしょう。
家族が出し入れしやすい場所を決め、収納場所もあらかじめ確保しておくと安心です。
飾る時期や片付ける時期について詳しく知りたい方は、雛人形はいつ買う?いつまでに買えばいい?購入時期と飾る時期を解説も参考にしてください。

今どきの雛人形はどこで買う?
雛人形は、人形専門店やメーカーの公式オンラインショップ、通販サイトなどで探せます。
それぞれに特徴があるため、希望するデザインや購入方法に合わせて選びましょう。
人形専門店で実物を見て選ぶ
実物を見て選びたい方は、人形専門店を利用する方法があります。
顔立ちや衣装の質感、飾り台の色合いなどを直接確認できるのがメリットです。
サイズ感もイメージしやすく、気になる点を店員に相談できる場合もあります。
初めて雛人形を購入する方や、複数の商品を比較して決めたい方にも向いています。
店舗によって取り扱う商品やサービスは異なるため、事前に展示状況や営業時間を確認しておくとよいでしょう。
オンラインショップで比較する
メーカーや人形工房の公式オンラインショップでは、商品の特徴やサイズ、素材、セット内容などを確認しながら比較できます。
近くに人形専門店がない場合や、自宅でじっくり検討したい場合にも便利です。
また楽天市場などの通販サイトでは、メーカーや人形工房の公式店舗が出店されています。
例えば、次のようなショップがあります。
- 人形の永光 公式オンラインショップ:雛人形の種類やデザインを確認したい方に
- 人形工房ひととえ:雛人形のデザインや飾り方を比較したい方に
- ふらここ:顔立ちやデザインの好みに合わせて選びたい方に
商品ごとにサイズや仕様、価格、販売状況が異なるため、購入前に各ショップの商品ページを確認しましょう。
雛人形は今どきも祖父母が買う?
雛人形の購入を考える際、「母方の祖父母が買うものなの?」「父方の祖父母が用意するの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
地域や家庭によって慣習は異なります。
昔からの考え方を大切にする家庭もあれば、両親が購入する家庭、両家で費用を分担する家庭もあります。
両親が購入する家庭もある
雛人形は、必ず祖父母が購入しなければならないものではありません。
両親が自分たちの希望で選ぶこともできますし、祖父母からの贈り物として用意してもらうこともできます。
大切なのは、誰が購入するかだけでなく、飾る場所や予算、デザインについて家族で納得していることです。
両家で費用を分担する方法もある
両家の祖父母が購入を希望している場合は、費用を分担したり、雛人形は一方の祖父母が購入し、名前旗などの関連品をもう一方が用意したりする方法も考えられます。
ただし、分担方法に決まった正解はありません。
地域の慣習や家族の希望を踏まえて相談するとよいでしょう。
購入者よりも家族で相談することが大切
雛人形は、長く大切にしていく節句飾りです。
購入する人だけで話を進めると、飾る場所や大きさ、好みが合わない場合もあります。
両親が希望するサイズやデザイン、予算、収納場所などを事前に共有しておけば、購入後の行き違いを減らせます。
誰が買うか迷っている方は、雛人形は誰が買う?母方・父方の祖父母?両親?今どきの決め方を解説もご覧ください。

今どきの雛人形を購入するときの注意点
デザインや価格が気に入っても、購入後に困ることがないよう、次の点を確認しておきましょう。
見た目だけでなくサイズや収納方法も確認する
商品画像では小さく見えても、実際には飾り台やケースに奥行きがある場合があります。
購入前には、商品全体の寸法を確認し、飾る予定の場所に収まるかを測っておきましょう。
さらに、収納箱の大きさや重さ、保管する場所も確認しておくと安心です。
セット内容や付属品を確認する
雛人形の商品には、人形だけでなく、飾り台、屏風、花飾り、道具などがセットになっているものがあります。
一方、商品によっては付属品を別途購入する必要がある場合もあります。
商品画像に写っているものがすべて付属するとは限らないため、セット内容や付属品の説明を確認しましょう。
また、ケース飾りはガラス製かアクリル製かによって、重量や取り扱い方が異なることがあります。設置や持ち運びのしやすさも比較して選ぶことが大切です。
初節句に間に合うよう購入時期を考える
雛人形を初節句に合わせて購入する場合は、配送時期も考慮しましょう。
商品によっては予約販売や受注生産となっている場合があり、注文してすぐに届くとは限りません。
特に、希望する商品が決まっている場合は、販売店の案内で納期や在庫状況を確認しておくと安心です。
購入時期や飾り始める時期については、雛人形はいつ買う?いつまでに買えばいい?購入時期と飾る時期を解説で詳しく紹介しています。

今どきの雛人形に関するよくある質問
今どきは七段飾りを買わないの?
今どきでも七段飾りを選ぶことはできます。
七段飾りには、人形や道具を並べる華やかさや、伝統的な雰囲気を楽しめる魅力があります。
一方、飾るスペースや収納場所が必要になるため、住環境に合わせてコンパクトなタイプを選ぶ家庭もあります。
どちらが正解というわけではなく、家族の希望や住まいに合うものを選ぶことが大切です。
コンパクトな雛人形でも大丈夫?
コンパクトな雛人形を選んでも問題ありません。
親王飾りやケース飾りなど、小さなスペースにも飾りやすい商品があります。
大きさだけでなく、人形の表情や衣装、飾り方などを比較して選びましょう。
雛人形の大きさにかかわらず、子どもの健やかな成長を願う気持ちを大切にできます。
昔の雛人形を飾ってもいい?
以前から家庭にある雛人形を飾ることもできます。
祖父母や親から受け継いだ雛人形には、思い出や家族の歴史が詰まっていることもあります。
状態を確認し、必要に応じてお手入れをしながら大切に飾るとよいでしょう。
ただし、破損や劣化がある場合は、無理に飾らず、修理や取り扱いについて専門店に相談する方法もあります。
雛人形は毎年飾らないといけない?
雛人形は、毎年飾ることが望ましいとされていますが、事情によって飾れない年があっても、過度に心配する必要はありません。
飾るスペースや時間が限られている場合は、無理のない範囲で楽しむ方法を考えてみましょう。
また、長く保管する場合は、湿気や直射日光などに注意し、状態を確認しながら保管することが大切です。
まとめ|今どきの雛人形は家庭に合ったものを選ぼう
今どきの雛人形には、伝統的な七段飾りから、コンパクトな親王飾り、ケース飾り、木目込み人形、モダンなデザインまで、さまざまな選択肢があります。
選ぶときは、次のポイントを意識しましょう。
- 飾る場所と収納スペースに合うサイズを選ぶ
- 顔立ちや衣装、インテリアとの相性を考える
- 飾り付けや片付けのしやすさを確認する
- 予算とセット内容を比較する
- 購入する人や家族の希望を事前に話し合う
雛人形は、大きさや価格、デザインだけで価値が決まるものではありません。
伝統的なものも、現代の暮らしになじむものも、それぞれに魅力があります。
流行にとらわれすぎず、家族が気に入って、毎年大切に飾れる雛人形を選んでください。

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